葬儀の方式
最近では、高齢化社会という環境の変化に伴い、直葬(火葬式)や家族葬などという従来のお葬式にはなかった葬儀形式をご希望されるケースも増えてまいりました。
故人様のご遺志を尊重しながらも、まずは家族・近しい親族の方と相談・了解を得て、どのようなお葬式にすればよいかを検討していただけたら幸いです。
1. 一般葬
親族のほか、町内会、友人知人に声をかけ、会社や所属団体などに連絡をし、そのほか新聞の無料お悔み欄に掲載を依頼するなどして、広くお知らせするので、規模が大きくなる傾向があります。
2. 家族葬
葬儀の規模は小さくなりますが、家族だけ行わなければならないということはありません。
家族・親族以外にも、ご友人、お付き合いのあるご近所、町内会にお知らせする方もいらっしゃいますので、一般葬との境界は曖昧です。
儀式としての違い | 一般葬と家族葬に儀式としての違いはほぼありません。 |
費用に関して | 一般葬と比べ規模が小さくなるとはいえ、一概に費用が安く済むとはいえません。 総額が抑えられたとしても会葬者が限られている分、実質負担額が増える可能性があります。 |
メリット
故人様との最期の夜である通夜を、一緒に暮らした家族だけでゆっくりと過ごすことができるという点です。また、参列者の人数が少ない分、返礼品や食事の数などが限られるため、葬儀費用の軽減にもつながります。デメリット
葬儀に参列しなかった方が後日ご自宅に弔問に訪れるなど落ち着けなかったりします。また、富山県は持ち家住宅比率が高く、家を建築後、その土地に長年暮らしている世帯が多い地域です。特に砺波市近隣の地域はご近所との繋がりが強く「呼ばれなかったこと」や「知らされなかったこと」などが、トラブルに発展することもあります。
◎メリット・デメリットや個々の事情をよく考慮したうえで、どのような葬儀にしたらよいかご判断してください。
3.直葬(火葬式)
ご遺体をご自宅や安置所などで24時間保管した後、直接火葬場に移送し荼毘に付します。
直葬(火葬式)では、基本的に葬儀・告別式や読経などの宗教的な儀式を行いません。